イー住設です。
今回はいつもの水廻りの施工ではなく、ちょっと変わったTOTO製品の施工を行いましたのでご案内させて下さい。
今回の施工した商品は TOTO バーセア (タイルデッキシステム材) です。
バーゼアの特徴ですが、床がコンクリートのベランダやバルコニーの上にタイルユニットの凸凹連結部をあわせて押し込むだけのシステムデッキ材です。接着剤や目地材は不要で、30CM角のユニット設計になっており、パズルをはめ込むように簡単に設置できます。バーセアを敷き詰めた後、打ち水を行う事により夏場の温度の上昇を軽減する事が出来ます。
お客様からの要望により今回は弊社で施工を行いましたが、初めての女性の方でも簡単に施工できると思います。
詳しくは下記の施工方法をご覧下さい。
施行の流れは下記の通りです。
①施工したい場所の寸法を調べて、バーセアの必要枚数を用意します(商品を発注致します) ※接着剤は使用しません。
②並べたい場所の隅から、バーセアを敷き詰めて行きます。接合部分が凸と凹の2種類となっておりますので敷き詰める時にご注意下さい。
③排水口などの凸凹している所はバーセアを施工せずに、接触しない様にバーセアを金切りハサミで一部カットして施工します。
④バーセアを敷き詰めていきますと、バーゼアがそのまま敷き詰める事が出来ない箇所が出てくると思います。その場合はバーセアを不要な所のみカットして敷き詰めます。バーセアの土台部分は樹脂製ですので、樹脂の部分のみを、カッターナイフ又は金切りハサミで簡単にカットが出来ます。
※バーセアシリーズによっては小さくカットが出来ないタイプも御座います。 ※商品をご購入の際に、ご注意下さい。
【ご注意!!】今回の現場のようにエアコンの室外機などがある場合は男性の方に室外機などを一時移動して頂く必要が御座います。(少し、力作業が必要です。)
文章で分かりにくいと思いますので、下記の弊社が行った施工写真をご覧下さい。

バーセアの取付に必要な工具です。 必要な工具はカッターナイフ、ペンチ、金切りハサミです。

バーセアの設置方法の例です。(基本は接着剤・目地材は必要ありません。)

バーセア 施工前①です。

バーセア 施工後①です。

施工前の写真②です。

施工途中の写真②です。

上記のようにバーセアを敷き詰めてゆきます。 ※エアコンの室外機がある場合は、一時場所を移動させる必要があります。

バーセアの裏側の写真です。バーセアはタイルと樹脂で構成されております。

すみに敷き詰める場合、連結部分が邪魔な場合は、バーセアを金切りハサミでカットします。(樹脂製の為、簡単にカット出来ます。)

排水口など凸凹しているところには、邪魔にならない様に、バーセアを一部カットして敷きつめます。

こちらもバーセアを一部カットして、施工しております。

ベランダ 施工後の完成写真です。
バーセアを敷き詰める広さよってはバーセアの必要枚数と、バーセアを敷き詰める施工時間が変わります。
上記の広さの場合でしたら、バーセアの施工時間は4時間〜5時間位です (一人施工の場合です)。